洛和会音羽病院・大津ファミリークリニック 総合診療研修プログラムのご案内

大津ファミリークリニック(以下、大津FC)では、洛和会音羽病院と合同で行っている「総合診療研修プログラム」の研修生を募集中です。私たちと一緒に、新しい道を切り開いてみませんか?

応募資格 医師国家試験に合格している者
※2004年以後の医師国家試験合格者は、各年度4月時点で初期臨床研修修了者もしくは修了予定者
募集人数 各年度 全2人
2018年度開始研修(第4期生)応募締切:1次募集10月31日
(※2次募集は1次募集にて定員に満たなかった場合に随時募集)
研修期間 原則3年間(産休・育休など含め、状況により柔軟に対応)
選考方法 面接(面接日程・方法は各受験者と相談のうえ、日程調整)
本プログラムへの志望動機(1,200字以内、Wordファイル形式)
応募書類 履歴書、医師免許の写し、志望動機レポート(上記)
お問い合わせ・書類提出先 〒520-0033 滋賀県大津市大門通11-11 三井寺前
大津ファミリークリニック

「赤ちゃんから高齢者まで老若男女を問わず、どのような病気も幅広く診療できる」
「あなたと、そしてあなたの大切なご家族も“診守る(みまもる)”ことのできる医療を提供する」

患者・家族・地域をみる視点とともに、evidence basedでありながら個々の状況にあった医療を提供する。多職種連携や地域への健康教室、地域包括支援センターとの連携など、地域で活躍できる総合診療医の育成をめざす。

人口34万人の、山と琵琶湖に囲まれた自然豊かな大津市は、県庁所在地の中では人口増加が3番目に高く、若年層も比較的多い。一方で1,300年以上の歴史を有する古都で、戦時中の被災や自然災害が少なかったことにより、古い家屋も多く残存し、地域性を感じながら医療を行える数少ない地方都市である。大病院の少ない大津で、地域医療・在宅医療を行う大津ファミリークリニックを主軸とし、地域で活躍できる総合診療医を育成する。
また、総合内科・臨床推論のメッカであり、断らない救急を提供する洛和会音羽病院(京都市山科区)と連携していることで、小児から高齢者まで、幅広く継続的に医療を学び、展開できる。京都市山科区と大津市という隣接した地域で3年間のほぼ全てを完結できるのもこのプログラムの特徴である。

大津ファミリークリニックは2010年4月に開設された。クリニックの歴史としては比較的浅いが、大津という町に徐々に訪問診療を中心としてクリニックの存在が受け入れられつつある。訪問診療分野では医療要求度の高い患者を中心に熱心に診療を行うことで、医療・看護のみならず、福祉からも信頼を集めつつある。大津ファミリークリニックとして、保育園や小学校の園医・学校医も担当している。開設と同時に「大津ファミリークリニック家庭医後期研修プログラム」が発足され、卒業生がいろいろな分野で活躍している。

大津ファミリークリニックの指導医
研修内容
1. 訪問診療

当院は医療要求度の高い患者を中心に訪問診療を行い、在宅看取りを視野に入れている患者も積極的に受け入れている。多職種でのケア会議や、時にはデス・カンファレンス(看取り後の多職種でのケアの振り返り)も行い、ケアの質改善も行っている。

  平成28年度 平成27年度 平成26年度
平均在宅訪問管理件数 56件 54.8件 45.8件
平均グループホーム管理件数  60件 63.3件 63.6件
年間在宅看取り件数   46件 47件 18件
2. 外来診療

1日10人程度の診療と少ないものの、小児から高齢者まで年齢層は幅広く、家族受診や健康診断、予防接種での受診も多く、総合診療医として幅広い疾患に対応する能力を磨く場として、学ぶフィールドとしては欠かせない。

<大津ファミリークリニック研修中の平均的スケジュール>
 
午前 外来 公休日 外来 音羽GIM 外来 訪問診療 外来
午後 訪問診療 公休日 音羽GIM 外来カンファレンス 訪問診療 外来 (往診)
夕方〜 振り返り   レジデント・ナイト 振り返り・月一研修振り返り 振り返り  
3. 健康診断・ヘルスメンテナンス

以下の項目を積極的に行っている。また、行政のサポートを受けていなくても、個々人に応じて必要な健康増進項目を積極的に提供している。

4. 地域とのつながり
1.超急性期医療から慢性期医療まで

同院は、24時間365日稼働で急患を断らない救命救急センター・京都ER(年間受診者数3万人以上、うち救急車受入数6,000台以上、応需率99%以上)、ERに直結したICU/CCUに加え、SCU(脳卒中センター)、消化器病センター、洛和会京都呼吸器センター、健診センターなどの専門施設を擁し、1次から3次まで、京都市に限らない近隣地域の救急医療センターの役割をもつ(2012年には京都府から民間病院で初めて救命救急センターに指定)と同時に、地域包括ケア病棟も有して、回復期・慢性期医療や終末期医療にも対応しており、予防医学から終末期までのあらゆるフェーズにわたる総合的な医療が学べる。

救命救急センター・京都ER 救急搬入実績6,207件(2016年)
救命救急センター実績グラフ

2.症例の種類と数の豊富さ

洛和会音羽病院の内科系診療科(総合内科、消化器内科、心臓内科、呼吸器内科、神経内科、腎臓内科・リウマチ科、血液内科、糖尿病・内分泌科)には年間約4,500人の患者が入院し、内科学の各分野で、日本内科学会が専攻研修において求める疾患群のほぼ全てが経験できる。内科系各診療科の診療実績(年間入院患者数)は次に示す通り。

3.指導体制の充実

院内最多の入院患者と医師数を有する総合内科や、年間6,000台の救急車を受け入れる救命救急センター・京都ERでは、文字通り、屋根瓦方式を採用している。各専門診療科の指導医は、学会認定を受けた専門医が多く、また、指導にあたる医師のほとんどが厚生労働省医政局長の認める指導医養成講習会を修了している。一方で、洛和会京都医学教育センターでは、主として米国の秀でた内科系臨床医・教育者である「大リーガー医」を定期的に招聘し、研修教育に貢献してもらっている。

さらに、洛和会音羽病院では医師全員が大きな1つの医局に机を並べており、しかも、診療科ごとの厳密な区切りは特に設けていない。そこでは、多様な診療科の医師が交じり合って電子カルテを入力したり、症例の検討を日常的に行っており、科をまたいで症例の相談がいつでも気軽に行える風通しの良さがある。内科専門医研修においても、常に内科系医師全員が顔を合わせているため、経験症例の過不足の調整がスムーズに行える土台が出来上がっていることは強みである。

4.レクチャー・セミナー類の充実

同院の内科研修の最大の特徴であり強みである点は、実際の症例をふんだんに用いた豊富な講義シリーズと、毎日欠かさず行う症例カンファレンスである。
個々の臨床医が各自で直接担当できる症例数は、一生かけても知れている。一方、忙しすぎる臨床の場で、十分吟味する余裕がなく流してしまっている症例に関しては、数をこなしても臨床経験として定着せず、教訓も残らない。そこへいくと、同院の症例カンファレンスで、他人が経験した症例を、毎日追体験することは、いわば自己の「経験症例」を効率良く増やしていることになり、記憶への定着も良いと考えられる。特に同院の症例カンファレンスは、臨床症候へのこだわりが強い分、将来類似症候を呈した症例に遭遇したときに想起しやすく、効率の良い実地診療に役立つと同時に、3年間の研修修了時には臨床推論力が飛躍的に高まっていることが期待できる。

1)早朝レクチャー(週日7:30~8:15)

身体所見の取り方シリーズ、ER症例シリーズ、総合内科コアレクチャーシリーズ、感染症シリーズ、症例画像集、電解質異常・酸塩基異常の診方、心電図の読み方、漢方薬の使い方、糖尿病患者の管理、脳梗塞への初期対応…など

2)昼症例カンファレンス(週日12:30~13:30)

総合内科入院あるいは外来症例(平成27年度以降は内科系各専門科症例も追加)を毎回1例ずつ。
なお、大リーガー医招聘時は、全て英語で行う。

3)おとまるカンファレンス(毎月第3木曜日19:00~21:00)

洛和会音羽病院 総合内科洛和会丸太町病院 救急・総合診療科との合同症例検討会で教訓に富んだ症例が毎回1例ずつ計2例提示される。会場は隔月で交互に洛和会音羽病院と洛和会丸太町病院を用いる。

4)京都GIMカンファレンス(⇒ホームページ参照

1998年4月以来毎月1回欠かさず開催されている、診断推論を重視した症例検討会(2006年以来会場は同院)で、2016年8月時点で218回の開催回数を誇っている。同院からは隔月に症例提示を行っている。症例の約3分の1は医学書院発行の雑誌『総合診療』の「What’s your diagnosis?」シリーズに毎月掲載され、すでに『診断力強化トレーニング』として書籍化も2回されている。

5)大リーガー医招聘時(年2回ほど、各2週間)の夕方レクチャー(16:00~17:00、英語で)
6)全診療科対象医局セミナー(月1回17:00~18:30)

院内全診療科持ち回りで2例の症例発表とトピックス紹介1題の計3題

洛和会音羽病院 前院長(現洛和会ヘルスケアシステム総長)以下、洛和会ヘルスケアシステムの内科系のスタッフによりこれまで下記のような書籍を出版してきており、自習に役立てるために、専攻医の希望に応じて配布される。

大津ファミリークリニックでは、施設見学を受け付けています。
施設見学を希望される方は、下記の項目を明記のうえ、メールでご連絡ください。
日程などの調整を行い、折り返しご連絡いたします。

必須項目

1.氏名(ふりがな)
2.性別
3.電話番号
4.メールアドレス
5.病院名、または大学名および学年
6.見学希望日
7.見学に対するご要望

大津ファミリークリニック 事務長 中場 基之
TEL:077(526)8239

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